サスペンド機能を制御することにより、システム全体の消費電力を低減することができます。
制御アプリケーションからFPGAのサスペンド機能を制御して、FPGAの消費電力を低下させることができます。
【適用ボード】 SX-Card3
この機能を利用するには、2つの準備が必要です。
<制御アプリケーションのサスペンドメニュー>
サスペンド機能について;
サスペンド機能を有効にすると、FPGA内部では、VCCAUX消費電流が大幅に低減します。FPGAコア電源(VCCINT)は微減します。 FPGAを未コンフィグ状態にしたときのボード消費電流値にほぼ等しくなります。
サスペンド期間中のFPGA I/Oピンの状態は、制約ファイル上で記述することができます。
NET "<net_name>" SUSPEND = “<io_type>” ;
io_typeのデフォルトは 3STATE となり、サスペンド中はHi-Zになります。この他、3STATE_PULLUP(Hi-Zで、内部プルアップ)など5種類の設定ができます。
詳しくは、ザイリンクス社のユーザガイド"ug331.pdf(日本語版)" Ch.19を参照してください。