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MIPI対応の画像処理IFボード「IMG-Pro7」リリース。
ラズパイカメラをFPGAで制御できるようになります。その他、最大6Gbpsのイメージセンサに対応。同時に2つのカメラ・センサの接続ができます。
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ラズパイを含むLinux環境でPyhon3によるUSB制御ができるようになりました。
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PLLのダイナミック位相調整方法

 USB経由で簡単に位相調整を行うことができます。

PLLダイナミック位相調整機能を利用するためには、”ALTPLL”IPをMegawizardで生成する際に、5/12ページ目で"Create optional inputs for dynamic phase reconfiguration"のオプションにチェックを入れてください。

PLL MegaWizard(5/12page)

 

これにより生成される信号線は以下の通り。

1. scanclk : ボード上の48MHzを使うと便利です

2. phasestep : scanclk2個分のパルス幅を与える度に位相調整できます

3. phasecounterselect[2:0] : 調整したいpll出力を選択します

4. phaseupdown :1で進み、0で遅れます

5. phasedone :位相調整が正しくできれば1クロック幅のLowパルスが出力されます

サンプルFPGA回路に於けるPLL位相調整方法

 

【PLLの制御】

ボードの制御ソフトRefApp7のレジスタ操作により位相調整が簡単にできます。

例えばレジスタNo.2に、位相調整を行うPLL出力の設定と、位相の進み/遅れを設定し、レジスタNo.8をWRクリックする度に位相を進めまたは遅らせることができます。

 

レジスタNo.2 [7]ビットに、phaseupdown、[2:0]ビットにphasecounterselectをアサインした場合、レジスタNo.2の設定値"82"は、pll出力c0に対して位相を進めます。"02"ならc0出力は遅れます。

 phasecounterselectの設定値詳細は、アルテラ社資料のtable5-10を参照してください。
 

サンプルFPGA回路を利用する前提では、scanclkに48MHzを与え、phasecounterselectとphaseupdownにはレジスタアクセス(No.2)により設定値を与えることができます。

phasestepは48MHzクロック2個分の幅が必要なので、この信号だけ新しく生成します。

 例えば、レジスタNo.8をWRしたときに位相調整が行われるようにするには、通常のレジスタアクセス回路を組むように、cmdn=0,wrn=0,rgdtn=1の条件でfd[5:0](レジスタNo.)をデコードします。fd[5:0]の値が"08"になった条件で、パルスを生成し、それを48MHzクロック2個分に伸張するだけです。

 

この信号がphasestepになります。制御アプリRefApp7からレジスタNo.8にWR(データは不問)するだけで、位相調整ができるようになります。

 【関連資料】
PLLのリコンフィグ機能
http://www.prime-sys.co.jp/products/an/SUA014.pdf

4月のイチオシ製品

SX-Card7

名刺サイズで組込にも便利

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