通常、Windows PCのPnPにより、グラフィックカードがモニタ内に格納しているEDIDを読み出し、モニタに画像を表示させています。
IMG-Pro4の送信側にモニタを接続しない場合、PCはEDIDを読み出せないので、画像送出をしない場合があります。この問題を解消するために、IMG-Pro4には最大解像度WUXGAまで対応する内容のEDIDをEEPROMにプログラムしています。
IMG-Pro4では、ボード上のEDIDと外部モニタのEDIDを選択することができます。選択には、ボードのハンダ面にあるソルダ・パターンを使用します。 SP10とSP11です。
ディスプレイ内のEDIDを使用する場合は、下図のようにソルダ・パターンを変更します。PCのグラフィックカードは、赤線の経路で、ディスプレイ内のEDIDを読み出します。
ボード内のEDIDを使用する場合は、下図のようにソルダ・パターンを変更します。PCのグラフィックカードは、赤線の経路で、ディスプレイ内のEDIDを読み出します。
DVI-Txコネクタにディスプレイをつながなくても、PCのグラフィック・カードは画像データをIMG-Pro4に対して出力します。