SX-USB3のハンダ面には、サムテック社製の QSH-060-01-L-D-A コネクタを実装しています。このコネクタの相手側は QTH-060シリーズになります。
QTH-060コネクタは、QSH-060とかん合した場合、基板間の距離を調整できるように4種類の型番があります。
SX-USB3と子基板を接続したときに全体的なボードの厚みを最低にしたいなら、QTH-060-01-L-D-A を選択しますが、基板間距離が5mmになるので、5mm以上の部品は子基板の部品面に搭載できない欠点があります。この場合、実装高の高い部品は子基板のハンダ面に実装するなどの配慮が必要です。
DサブコネクタやMDRコネクタなどを子基板の部品面に実装するなら、QTH-060-04-L-D-Aコネクタを選択することもできます。
子基板側で使用するI/O本数が少ない場合は、QTH-060-0x-L-D-A コネクタの半分のピン数のQTH-030-0x-L-D-Aコネクタを利用することもできます。 基板設計コストの低減と部品コストの低減が可能です。