【ファーム更新内容】
レジスタアクセスの機能を向上しました。
【注意】
RefApp2, RefApp3ベースの制御アプリで利用しているユーザは、この機能を利用できません。
RefApp7 ver1.0.7.0以上をご利用ください。
【ファーム更新方法】
FirmWriterPlus.zipをダウンロードし、任意のフォルダに解凍してください。詳しくはボードマニュアルを参照してください。
ダウンロードするには IDとパスワードが必要です。当社webページよりユーザ登録をお願いします。
<注意>
CX-Card4のファームウエアを変更するには、RefApp7が動作する環境で、FirmWriter7.exeによりファームを書き換えてください(JP1=ショート設定)。
従来のRefApp2やRefApp3を利用する環境では動作しないので、この場合デバイスドライバの入れ替えが必要です。
『RefApp7導入ガイド』 を参照してください。
<サポートPLDの書換>
USBファームウエアをver0202hに更新した場合、サポートPLDも同時に更新してください。最新バージョンは0101hです。
最新に更新しない場合、レジスタNo.63を正しく利用できません。
最新データ(CX_Card4.pof)は、ユーザ登録後に発行するIDとPWが無いとダウンロードできません。当社webページよりユーザ登録をお願いします。
【ファーム更新の背景】
RefApp2.exeやRefApp3.exeまたはユーザカスタマイズした制御ソフトウエアを使用し、メモリ操作(USBバルク転送)を実行してホストPCからボードにデータを転送する場合、WAITn制御機能を使用しているとホストPCから最後に転送されるデータが正常にボードに送信されない場合がありました。
【原因】
ホストPCから転送される最後尾のデータが、USB制御ICのバッファ内に格納されている状態で、FPGAがWAITn信号をアクティブにしている場合、USB制御ICからFPGAにデータを送出していないにもかかわらず、USB制御ICが転送終了コマンドをFPGAに対して発行してしまい、USB制御IC内のバッファ・データが正常にFPGAに転送されませんでした。
【更新内容】
転送最後尾のデータがUSB制御IC内のバッファにあるとき、FPGAがWAITn信号をアクティブにしている間、転送終了コマンドを発行しません。FPGAがWAITn信号をインアクティブにし、USB制御ICのバッファ内データが確実にFPGAに転送された
後、転送終了コマンドが発行されます。
【緊急度】
WAITn信号を利用して、PCからボードに転送するデータを制御している場合は、必ずこのファームウエアに更新してください。