CX-Card4は、120pinコネクタ 2個 により、外部ボードと接続します。 このコネクタに接続する外部のボードには、5Vと電圧可変のVCCIOを給電できます。 VCCIOは 下図 DCDC3により、1.2V~3.3Vまで可変設定ができます。このとき、VCCIOはFPGAのI/Oバンク3,4,7,8でも使用します。
DCDC4は、FPGA I/Oバンク2専用の電源です。DCDC5は、FPGA I/Oバンク6専用の電源です。差動信号(2.5V)を個別設定できるようになっています。差動信号を利用しない場合はDCDC3の出力設定と同じ設定で運用するか、1.2Vや1.8Vなどの低電圧I/Oとして、利用することもできます。
また、CX-Card4と接続するボードに5Vを給電することもできます。120ピンコネクタのピンに、CX-Card4に給電する5Vをそのまま出力できます。
DCDC3、DCDC4、DCDC5には エンピリオン社のEN5311(max.1A)を採用しているので、FPGAコンパイル後のIOバンク消費電流を確認の上、CX-Card4に接続するボードでの電源設計を行ってください。 また、5Vに関しては、DCジャック、端子台ともに最大3Aなので、CX-Card4に接続するボードには、最大1~2A程度の電流供給を目安にしてください。
黒線は、FPGA-IOピン、赤線は 5V電源ライン、緑線は DCDC出力電源ラインです。ボード内で利用する5Vラインは、USBバス給電または端子台、またはDCジャックのいずれか1つのコネクタから給電してください。