FPGAのエラー検出 CRC 機能を使用すると、コンフィグモードおよびユーザーモード実行中に FPGA コンフィギュレーション・ビットのエラーを検出することが可能です。
この機能を有効にするには、以下の設定が必要です。
set_global_assignment -name ENABLE_CRC_ERROR_PIN ON
set_global_assignment -name CRC_ERROR_OPEN_DRAIN ON
set_instance_assignment -name IO_STANDARD "3.3-V LVTTL" -to ~ALTERA_CRC_ERROR~
QuartusツールのDevice and Pin Options...メニューからError Detection CRCを選択して設定できます。
上記設定をしないと、V20ピン(CRC_ERROR機能)が汎用I/Oピンとして扱われます。その結果、このピンがHighレベルになり、ボード上のCRC_ERROR LEDが常時点滅します。
通常は、V20ピンをCRC_ERROR機能として使いますが、ユーザI/Oピンとして利用し、任意に赤色LEDを点滅させることもできます。
CRC_ERROR LEDの点滅が不要な場合、ボードのDipSW(SW2)の2ビット目をOFFにすることで常時消灯になります。