CX-Card4には、0.5mmピッチのインピーダンスマッチング・コネクタ(QSH-060-01-L-D-A:samtec社製)を採用しています。このコネクタにかん合するコネクタには4種類あり、基板間の距離が5mmから16mmまで選択することができます。
CX-Card4用オプションボードのCard-UNIV2コネクタ変換ユニバーサルでは、基板間距離5mmのQTH-060-01-L-D-Aを採用しています。
ユーザ基板にCX-Card4を組み込む場合、上記いずれかのQTHコネクタを用意してください。CX-Card4のハンダ面には実装高の低いチップ部品と面実装部品を配置しています。このうち、メモリの実装高1.2mm、外部コンフィグコネクタの実装高2.1mm、2.5V出力のレギュレータ1.6mmです。これら部品以外は1.1mm以下の実装高になっています。
CX-Card4の子基板側では同じピン数のQTH-060-0x-L-D-Aを使用することを紹介しましたが、半分のピン数のQTH-030-0x-L-D-Aコネクタを利用することもできます。 子基板側でI/O数が少ない場合など、ピン数の少ないQTH-030を採用し、基板設計コストの低減と部品コストの低減が可能です。