USBコンフィグ機能を利用して、FPGAのマルチブート(リコンフィグ)が簡単にできます。
FPGAのパーシャルリコンフィグ機能を使うより簡単・便利です。
Smart-USB Plus/Sigma製品では、USB経由でFPGAコンフィグを瞬間的にプログラムできます。 FPGAの容量やPCの性能に依存しますが、おおよそ数十msから数百msの時間で、FPGAをコンフィグすることができます。
『FPGAのマルチブート(リコンフィグ)を適用する理由』
【問題点】
1.FPGAのサイズに制限があり、すべての機能を1チップに実装できない場合
2.機能ごとにFPGAをコンフィグしたい場合
【Smart-USB Plusのソリューション】
DDR系メモリを搭載したボード製品の場合、FPGAをリコンフィグしても保存しているメモリ内容のほとんどを再利用できます。
ただし、FPGAリコンフィグ後では、以下の注意点があります。
「KX-Card7」 DDR3の場合:先頭から1200バイト使えません。
「CX-Card5」 LPDDR2の場合:先頭から4Kバイト使えません。
(厳密には、0x0~0x1F、0x40~0x5F、0x1000~0x101F、0x1040~0x105Fが使えません)
「SX-Card6」 DDR2の場合:先頭から16バイト使えません。
*利用できない理由は、メモリコントローラIPのオートキャリブレーション機能のためです。