FPGAのI/O設定を行うことで、シングルエンド信号または差動信号により、外部インタフェースができます。 SX-Card3搭載のSpartan3A/ANシリーズは、差動I/Oをサポートしています。このIO機能をSX-Card3ボードとしても利用できるように、基板上で差動配線を行っています。
サポートする差動IO規格
- LVDS(Point to point)
- RSDS (LCDインタフェース)
- miniLVDS (LCDインタフェース)
- PPDS (次世代LCDインタフェース)
- TMDS (DVI, HDMI 出力のみ)
これらの差動信号は、最大44ch設定できます。SX-Card3のハイスピードコネクタ2個(EXT1とEXT2)にそれぞれ 22chずつアサインしています。
各チャネル間のスキューを計算すると、以下のようになります。
EXT1グループ最大チャンネル間スキュー 44.9ps
EXT2グループ最大チャンネル間スキュー 48.1ps
最大ペア間スキュー 6.1ps
EXT1とEXT2を同一グループとした場合の最大チェンネル間スキュー 48.1ps
例)差動インタフェース設定例
- EXT1とEXT2にそれぞれ、TX データ出力21ch+クロック出力1ch
- EXT1とEXT2に、TX データ出力10ch+クロック出力1ch を4グループ
- EXT1とEXT2にそれぞれ、RX データ入力21ch+クロック入力1ch
- EXT1とEXT2に、RX データ入力10ch+クロック入力1ch を4グループ
- EXT1にデータ出力10ch+クロック出力1ch データ入力10ch+クロック入力1ch
- EXT2にデータ出力10ch+クロック出力1ch データ入力10ch+クロック入力1ch