Smart-USB Sigma製品のUSBファームウエアを更新しました(2022/05/09)
2022/05/09更新(適用ボード KX-Card7、AX-Card7、CX-Card5、AX-Card7M、ZQ-Card)
【変更内容】
長時間USBの連続アクセスを行った場合に、まれに通信エラーが発生する。
ノートPC、USBリドライバ(PSI-3000)を使用するとその頻度が高くなる。
最新ファームウエアではこの不具合を解消しました。
このファームウエア更新によるUSBアプリケーションやFPGA回路への影響はありません。
【更新後のファームウエアバージョン】
AX-Card7 "0304h"
AX-Card7M "0302h"
CX-Card5 "0306h"
KX-Card7 "030Ah"
SX-Card7 "0302h"
ZQ-Card "0301h"
【 ファームウエアの更新方法 】
FirmWriter7_2600.zip
ユーザ登録後に発行されるIDとパスワードを入力してダウンロードして下さい。
(ユーザ登録フォーム)
任意のフォルダにダウンロード後解凍し、ボードをPCにUSB接続してFirmWriter7.exeを起動して下さい。
ファームウエアバージョンを選択する画面が表示されたら、最新のファームを書き込んで下さい。その際、JP1(ファームウエア変更禁止)のジャンパソケットを取り除いてください。
書き込み後、RefApp7.exeを起動し、「ボード情報」タブからファームバージョンを確認して下さい。
書き込み後、JP1にソケットを装着してください。
USBファームウエアの更新方法 - Smart-USB Plus / Sigma 技術サポート (smartusb.info)
2018.8.28更新(適用ボード KX-Card7、AX-Card7、CX-Card5、AX-Card7M)
【変更内容】
< USBソフトリセット機能の追加 >
ホストPCからUSB通信をリセットできます。ボードに搭載するUSB制御ICのソフトウエアリセット機能です。
専用のAPI(SUSlv_FX3Reset)を追加しました。Pythonサンプルプロジェクトで動作確認ができます。
< ウオッチドッグ機能の追加 >
USB通信中に何らかの障害が発生し、通信できなくなった場合でもUSB制御ICをリセットして通信を復旧することができます。
ファームウエアを更新後、この機能を有効に設定することで利用することができます。
詳細は、ベンダリクエスト仕様書(vreq_Smart-USB_Sigma.pdf)を参照してください。
更新後のファームウエアバージョン
KX-Card7 "0309(h)"
AX-Card7 "0303(h)"
CX-Card5 "0305(h)"
AX-Card7M "0301(h)"
2017.6.12更新(適用ボード KX-Card7、AX-Card7、CX-Card5)
【変更内容】
< I2C機能の向上 >
RefApp7をver1.0.3に更新することにより、従来の3バイトアクセスに加えて、4バイトアクセスが可能です(※最新のレジストリファイルをダウンロードして登録が必要です)。
また、専用のAPIを利用して制御アプリをカスタマイズすれば、最大512バイトまでのページライトやバーストリードに対応します。
< FPGA温度警告の設定 (KX-Card7のみ)>
FPGAの温度警告表示LED(赤)を点滅させる温度設定をUSBから変更できます。
デフォルト設定値55℃を変更したい場合は、この機能を利用できます。 ただし、ボードリセットによりデフォルト値の55℃に戻ります。
更新後のファームウエアバージョン
KX-Card7 "0306(h)"
AX-Card7 "0302(h)"
CX-Card5 "0304(h)"
2016.09.19更新
適用ボード >> SX-USB4、KX-Card7、CX-Card5
内容: waitn信号が初期状態でLowレベルになっているFPGA回路をUSBコンフィグする場合、コンフィグ操作が正常終了しない(FPGAステータスLEDが橙色点灯)不具合を解消しました。
各ボードの最新ファームウエアバージョンは以下の通りです。 RefApp7.exeの「ボード情報」タブで確認できます。
2016.08.09更新
適用ボード >> SX-USB4、KX-Card7、CX-Card5
内容: 制御アプリケーションから、ボードに対してメモリのRDを繰り返し連続して行った場合、まれにメモリRD動作が途中で停止する現象が発生することがありました.
各ボードの最新ファームウエアバージョンは以下の通りです。 RefApp7.exeの「ボード情報」タブで確認できます。
2014.12.2 更新
内容:制御アプリケーションから、ボードに対してメモリのWRを連続して行った場合、まれに正常データが書き込めない現象が発生していました。 例えば、RefApp7.exeのTCLスクリプトによりメモリWRを繰り返し操作するような場合や、「メモリ操作」タブでデータWRを連続して操作する様な場合です。
この不具合を解消するために、USBファームウエアを更新しました。 各ボードの最新ファームウエアバージョンは以下の通りです。 RefApp7.exeの「ボード情報」タブで確認できます。