JTAG経由でボード上のコンフィグROMにプログラムする方法:アルテラFPGAの場合(System-SXを除く)
[適用ボード]
SX-USB3, SX-USB2, CX-Card, CX-Card2, CX-USB2, CX-Card4
[内容]
コンフィグROMにプログラムするには、USBBlaster等の専用ダウンロードケーブルを使用して、JTAGコネクタまたはASコンフィグ・コネクタを使用します。
CX-Card、SX-USB2の2機種だけにはASコンフィグ・コネクタがあり、コンフィグROMには、QuartusIIのプログラマから、"xxx.pof" ファイルをUSBBlaster等を利用してASコンフィグをします。
この他のボードには、ASコンフィグ・コネクタがなく、JTAGコネクタだけ装備しています。この場合、"xxx.pof"ファイルを直接書き込むことができません。このため、以下の手順が必要です。
1.QuartusIIツール(以下、Q2)でコンパイル後生成される"xxx.sof"データを元に、Q2のFileメニューから
Convert Programming Filesを選択。
2.Programming file typeフィールドで (.jic)を選択
3.Configuration device fieldでコンフィグROMタイプ(たとえばEPCS16) を選択
4.File nameフィールドで任意のファイル名を指定(デフォルトではoutput_file.jicになっています)
5.Input files to conver部のFlashLoader行を選択し、[Add device...] ボタンをクリックします。適用するボードに搭載のFPGAを選択してください。
6.Input files to conver部でSOF Data行をクリックすると、Add Files...ボタンがアクティブになります。このボタンをクリックして"xxx.sof"を指定します。
7.画面には"xxx.sof"ファイル名と、ボードに搭載しているFPGA名(たとえば EP3C25)が表示されているはずです。
8.Generateボタンをクリックすれば、JICファイルが生成されます。
9.Q2のプログラマを起動し、JTAGモードにしてこのJICファイルを指定するとコンフィグROMに書き込みができます。
詳細は、http://www.altera.co.jp/literature/an/an370.pdfをご覧ください。P.11近辺です。
ASコンフィグ・コネクタを装備しているCX-CardやSX-USB2でも、JTAGコネクタを使用した同じ手順の書き込みができます。